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写真は蒜山郷土博物館です。貧弱な技術と体制しか持たなかった弥生期の人々が、冷害から守り得る水田にすることはまず不可能なことであったであろうと考えられています。また、盆地中央の低地を、旭川の治水を行うことによって、広く水田化することも無理であったろうと推測されます。かろうじて可能な地域として推察できるところは、盆地南側の北面傾斜地の谷です。
テレビもラジオも無い生活(当たり前か・・・)蒜山盆地では、瀬戸内海や山陰の海浜地帯に見い出される特徴のある弥生式土器は、ほとんど発見されていそうです。また、同じ美作の他の地域(那岐山麓や津山市周辺・久世町付近など)で発見される弥生中期から後期にかけての櫛目文や、凹線文のほどこされている弥生式土器も出土していないようです。よく出土しているのは、文様のない単純な形の弥生期終末から古墳時代の土器です。