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ひるぜんには湖?もあるよ
山の雪もすっかりとけて、季節はもう春そのもの。
ひるぜんでも梅の花が咲き、つくしが顔を出し始めました。その一方でまねかざる春の使者の黄砂や花粉も全開状態で、目のかゆみと鼻づまりに悩まされる毎日です。
日ごとに陽も長くなり、川辺のネコヤナギも春の陽に揺れて、水面を渡る風も少しだけですが暖かくなったように感じます。
ひるぜんといえばみなさんは山と高原の風景を思い浮かべるでしょうが、ひるぜんには湖もあるんですよ。名前は湯原ダム。「なんだ、ダムかよ。それに湯原ダムは温泉で有名な湯原にあるんだろ?」と思われるでしょうが、ひるぜん地域の東南のはしっこのところが湯原ダムに面しており、「ひるぜんの湖」ということにもなるのです。
ダムといえば岩肌がムキ出しで、味気ない人工的な水たまりをみなさん想像するかもしれませんが、湯原ダムは建設されてから半世紀以上も経っているので、湖畔には泥が堆積して木々が繁り、とっても良い雰囲気を持っています。湯原ダムというよりは「湯原湖」という呼び名の方がふさわしい景観です。
夏にはカヌーやボートを浮かべて遊んだり、湖畔でキャンプをする人達の姿もよく見られます。またルアーフィッシングや夜のうなぎ釣りを楽しむ人もいます。うなぎは放流したものですが育ちは湯原湖ということで、その味はほとんど天然物。蒲焼にするとプリッとした身が歯ごたえ良く、とってもおいしいんですよ。
またこれからの時期はフナが最高。毎年4月頃になると、真フナやゲンゴロウブナが産卵のために浅い所にやってきます。それを投網で獲るのですが、おなかいっぱいに卵が詰まったフナは煮て食べるととてもおいしいのです。フナは体のあちこちに小骨があるのでちょっぴり食べにくいのですが、そんなの関係なしにどんどん食べてしまうおいしさです。
でもこの湖で魚を釣ったり獲ったりするのには「遊漁料」が要るのでご注意を。地元の漁協に問い合わせれば、年券や日券などの形で買えます。ルールを守って楽しい魚獲りや水遊びををしてくださいね。あと、ゴミの後始末も忘れずに。「来たときよりも美しく」が、アウトドアのお帰りの時の合言葉ですよ。
写真は湯原湖の河口付近の様子です。対岸は柳の林でそろそろ芽が出る頃です。もうすぐこの林も水につかるのですが、半分くらいの高さまで水が来た時の風景は水墨画のようで、とてもきれいですよ。
投稿日2009年03月17日 21:34



