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この夏、ひるぜんが燃えている!いや、焼けているー!
今年の夏は雨ばっかりでもううんざり!海や山へのレジャーも計画倒れで、ぜんぜんおもしろくなーい!とみなさん頭にきちゃうほどの悪天候が続いたこの夏でしたね。よい子のみなさんも、毎日々「雨でした…」と絵日記に書くしかなく、この夏は教育上もよろしくない状況になってしまいました。
でもこの悪天候の中、今年のひるぜんは実は燃えて(焼けて?)いたのです。それは昨年ごろから静かなブームになっていたひるぜんが誇るB級グルメ「ひるぜん焼きそば」が、この夏一気に大ブレイクしたからなのです!
最近マスコミなどにもよく取り上げられているこの「ひるぜん焼きそば」ですが、そのルーツは一軒の小さな食堂にあります。その食堂は「大宮おどり」(国指定の重要無形文化財)で有名な福田神社の近くにあり、数年前までおばあさんが一人で伝統の味を守ってきたのですが、残念ながら今では閉店してしまっています。
頑固で元気。頑張り屋のおばあさんだったのですが、さすがに90歳を過ぎるころに現役を引退されました。店は閉まってしまいましたがおばあさんは今でもご健在です。
そんなおばあさんが調合した秘伝の味噌だれと、成熟した鶏の肉(親鶏・このあたりではかしわといいます)を使って焼いた焼きそばが「とってもおいしい!}と評判になり大人気。ひるぜんの若者なら一度はみんな食べたことのあるひるぜんの名物料理になったのです。
ひるぜんでは昔から焼肉などに使われる「たれ」も味噌だれが一般的でした。市販のたれはしょうゆだれが多いみたいですが、やはりひるぜんでは今も味噌だれの方が人気があります。また親鶏の肉もこのあたりでは昔は一番よく食べられていました。というよりも今のような若鶏(ブロイラー)というものは昔はほとんど流通していなかったですし、あっても高くて庶民にはなかなか食べられない存在でした。親鶏の肉は硬くて食べるのには少々苦労しますが旨みは抜群。噛めばかむほどおいしさがしみ出してきます。
このように一軒の食堂がルーツとされるひるぜん焼きそばですが、その素材や味付けには昔からのひるぜんの食文化が大きくかかわっているのです。そして昨今の不景気を追い風に(なんか変?)日本各地で沸き起こっている「B級グルメブーム」にものっかって、ひるぜん焼きそばが今、大ブレイクしてきたというわけなのです。
そんなご当地グルメ・ひるぜん焼きそばの素材に対するこだわりはいくつかありますが最も「元祖」の作り方に基づけば3つの必須レシピがあります。それは ①秘伝の味噌だれ ②ひるぜん高原産のキャベツ ③かしわ肉 です。
この中で一番大切なのはもちろん①のたれ。今も各お店で工夫して作られたたれがそれぞれの自慢の味を出しています。そしてキャベツはやっぱりひるぜん産。「そんなのどこのでも味は変わらないじゃん」とみなさん言われるでしょう。はっきりいってそのとおりでしょうが、やはりとれたてのみずみずしい地元産のキャベツにはこだわってほしいと思います。
ひるぜんでは今、地元の観光施設や食堂が協力して「ひるぜん焼きそばすいとん会」という会が結成されています。この会には大小8つの食堂やレストランが所属していて、それぞれの店の所在地や味の特徴などを載せた「ひるぜん焼きそばマップ」も作成しています。
このマップを片手にひるぜん焼きそばの食べ歩きというのも楽しいでしょうね。でもどこのお店の焼きそばも結構ボリュームがあるので、お昼に食べたとしたら一回に一食が限度。よっぽどの食いしんぼでないと2軒・3軒とハシゴというわけにはいかないと思いますよ。
「いろんなお店の味を食べ比べたい!」という人は、毎週お休みにはひるぜんに来て焼きそばを食べるしかないようです。「でもそれではお金がかかって…」と心配ですよね。でもそこはうれしいB級グルメ。8つのお店のひるぜん焼きそばの平均価格は一食650円足らずとリーズナブルですので、家族そろって毎週焼きそば三昧の生活を送ってもおサイフにはとってもやさしいのです。
さああなたも今注目のB級グルメ・ひるぜん焼きそばを食べに、みんなでひるぜんへいらっしゃーい!
写真は「ひるぜん焼きそばすいとん会」のマップ。ひるぜんはもちろん真庭市内の観光地等に置かれていますので、どうぞ。
投稿日2009年08月11日 21:40



