ジャンル:自然 蒜山
野ウサギとの50年ぶりの再会(後編)
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| 筆者が子ウサギを見た蒜山ヒルズの隣の駐車場 |
夏の初め頃、小学生の私はヒルズの近くにいつも山イチゴをとりに行きました。そのとき、よく山ウサギの子が遊んでいました。普通は人を見たらすぐ藪の中に逃げ込むのですが、このウサギは後ろ足に怪我をしているようで、逃げないでいました。私は助けてやろうと思って帽子に入れて、持って帰りました。
しかし、だんだんかわいくなって、もうには帰したくないと思うようになりました。
おじいちゃんはこういいました。子ウサギがいなくなったので、お母さんウサギは一生懸命に探しているだろう。うちにも探しに来たかもしれない。お母さんウサギは、月夜の晩子ウサギを連れて帰るそうだ。
私は心配になって、箱の上に大きな石を置きました。ところがある月夜晩の朝、子ウサギはいなくなっていました。さっそくおじいちゃんに、「石も動いていないし箱も壊れていない、お母さんウサギはどうして子ウサギを箱から連れ出しただろうか」と問うたのですがおじいちゃんは さあさあ というだけで何も言いませんでした。
2.3年ほどして、私は、お母さんうさぎが子ウサギを連れて帰るのはおじいちゃんの作り話で本当はおじいちゃんが逃がしたのではないかと思うようになりました。
おじいちゃんはいつもこういっていました。山のものは早く山に帰して広い所で遊ばせてやらなければならない。狭い箱で飼うのはいじめる事になる。動物をいじめてはいけない.と。
投稿日2004年08月18日 13:26




