ジャンル:自然 蒜山
蒜山の鯉

11月5日、川上大森地区の旭川の淵に何匹かの大きな真鯉が悠然と泳いでいました。以前近くの旭川の淵にもそのような鯉を見た事があるので、どこにもいるのでしょう。
いまから30年もまえなら、鯉がいたというのはその地域にとっては大きなニュースで早速、投網やさおをもった人が川辺に絶えることはありませんでした。
当時おおくの家で鯉を飼っていました。冷蔵庫は普及していないし、刺身になるような魚はどこにも売っていないし、また農家が牛肉を食べる習慣などあろうはずもなく、鯉の刺身は最高のごちそうでした。
昭和33年7月、百年に一度といわれる大水害が蒜山地方を襲いました。みんなが鯉の池が水没し、鯉が逃げ出す事を心配しましたが雨は降り止まず、とうとう玄関のはきのの全部に水に浮く家が続出(私はおおくの家でそれを見た)。3日目に水が引いた時、鯉は池にはおらず近くの小川に鯉がいっぱい泳いでいるという現象がおきました。
一週間ほどして私は友人にさおを借り、その友人と近くの淵に鯉釣りに出かけました。びっくり仰天、とても私一人では陸にあがりそうもない大物が数分もしないうちにかかりました。その日わたしたちは重くてとても持ち帰れないぐらい釣りました。何の事はない淵は無料の鯉の釣堀と化していたのです。
空前絶後の大水害、これをこれまた空前絶後のこのまえの23号の台風と重ねあわして考えた次第です。
旭川の淵で今泳いでいる鯉は写真の撮りようがありません。そこで家の錦鯉を撮りました。あしからず。
投稿日2004年11月02日 09:29




