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ストックについて私の考え方、使い方を述べてみます。私のような年配者がみんなについてゆけるのは、まったくストックのおかげです。まず北アルプスなどに行くときは携帯上、伸縮: 3段のものをつかいます。また普通の山ならスキー用の使い古したものを、雪に接するリングを切ってしまって草や木の根にからまれないようにして使います。そして必ず2本使うこと !1.本では3割の力も発揮できません。また大切なことはストックの てがわ はいつもつけることです。なお、スキーでストックを使い慣れている人は断然有利です。
日留ヶ神社さてこの山は、塩釜冷泉のロッヂ横から登山道は始まりますが5合目には日留ヶ神社(ひるが神社)があります。これは昔の人にとっては、きわめて大きな意味のある神社でした。それは山の神で、当時の人は蒜山の頂上まで、ある人は朝晩2回も牛の餌や堆肥つくりのため採草に行き、あるいは薪の採集に行きました。その重労働や危険な仕事から守ってくれる現場の神様はここしかなかったのです。今も春、盛大な祭りがおこなはれているのはそのためです。(写真、なお、神社といっても社殿はありません)
中蒜山は蒜山三座の中心であり、また「塩釜の冷泉」を訪れるに便利であるので観光客も多く登山客もおおいようです。蒜山が観光地化されていないときには、蒜山登山といえば中蒜山登山を意味しました。そのころは、従走路の草、木も多くて縦走は大変でした。
蒜山の登山道では、多くの花は期待できません。そのなかで、その緩やかな南斜面の登山道にはその他 ききょう、おみなえし、かわらなでしこ、かたくりなど小さいですが蒜山で最も多くの花が見られます。なお中蒜山への縦走路には、いわかがみの群落があります写真は「雲居平」より下蒜山頂上を望むようすですが、そこはネザサの草原となっていて木はありません。これは山を吹く風は強く、木は育たないからだと考えられています。この写真の頂上付近はかなりきつい傾斜地ですが、ここから下に見るネザサの草原の眺めは圧巻です。
これは下蒜山の写真です.いつ行っても駐車場がすいているのはありがたいです。駐車場の休息所は、縦走してやれやれの私たちに、うれしい憩いの場を提供してくれます。以前はどこにでもあったアザミも、いまは蒜山ではめっきり減ってしまいましたが、入り口の登山道付近にはよく見られます。5合目までは木立のなかをとおるので、かなり急坂でも夏は涼しいです。5合目を過ぎると頂上まで木陰はありません。
広漠たる大草原の蒜山これは最近、川原の夜の野焼きですが、わたしが少年の日に経験した蒜山という大草原の野焼きは一気に100ヘクタールも焼く豪壮なものでした。大草原には1個の建物もなく、数ヘクタールに数本の松の巨木があるのみでまさに一望千里でした。
蒜山原はむかし湖だった写真を見てください。楕円形のは二枚貝といわれ約25cm、右のは木の炭化したものです。これらは地下2~30mの底から珪藻土とともにほりだされたものです。蒜山原は数十万年前は湖でしたが蒜山の噴火によって湖が生まれ、その湖をおおっていた珪藻といわれる藻が,珪藻土となったといわれています。
蒜山三座蒜山三座はその名のごとく上蒜山(1202m)、中蒜山(1122m)、下蒜山(1100m)より成り、岡山、鳥取両県にまたがるトロイデ型火山群です。岡山県側はなだらかであり、広大な扇状地形の蒜山原となっています。蒜山生まれ蒜山育ちの私が見聞したことの一部をお話しましょう。
まむしいつもどおり登山口の牧場に車を置かしてもらうように頼み、いよいよ上蒜山登山にかかります。その入り口に「まむし注意」のたて看板がありました。なんという「愛らしい」まむしの絵であろうか。しかり「愛らしい」はともかくとして、蒜山のまむしは注意さえすれば、「恐ろしい」ことはその被害の実情から見ればそう多くはないようです。蒜山生まれの蒜山育ちの私は、記録してはいませんが蒜山三座縦走の経験は2けたの中ほどではあろうとおもいます。その経験上蒜山のまむしとは、下記のとおりの「こんな奴」と思います。山の好きな人にとって熊やまむしの習性を知ることは悪くはないと考えますので、書かせてもらうことにしました。なお、まむしの写真をカメラに撮ってと思いましたが、蛇を見るだけでも血圧が上がるという家内の前に、愛用のデジカメの生命が心配されるので、これだけはやめました。
上蒜山の紅葉はすばらしい。3合目から8合目までのあいだ、向こうに見渡す紅葉は絶景です。写真はグループが下山中ですが4~50人の団体もこの頃は珍しくはないようです。紅葉は11月初旬まで見られることもあります。
蒜山で最もよく紅葉するのはウリハダカエデ、ヤマボウシ ヤマザクラなどです。
「上蒜山蒜山三座のうち、君はどの山が最も好きか?」とよく聞かれます。私は即座に「上蒜山」と答えることにしています。とくに、国民休:暇村蒜山からの眺めは全国でも、そう多くは無いと思います。それは広大な裾野と深い関係があるようです。
眺 望上蒜山の眺望は、三座のなかでもっともすばらしいと思います。三合目付近から眺望が利くのはこの山だけです。
しかし9合目以上になるとぶなの原生林に入りどこも見えなません。そこで私は、縦走のとき以外は、眺望のよく利く 槍が峰 に腰を下ろしエネルギーを補給し、写真をとって満足してかえることにしています。
登山この蒜山と鳥取県にまたがる三平山は、年間数万人が訪れるとか。そういえば蒜山では登山者に一人も会わないときがあっても、この山で誰にも会わなかったことは一度もありません。ではなぜそんなにににぎあうのか、私はこう思います○ 往復 1.5~2時間で登れること○その昔、高校生がバイクでったとか、登山靴より運動靴にトレーパン のほうが似合いそうな山である。おだやかで登りやすく、子供から年配の方まで誰でも登れること。○360度の展望がきき、蒜山三座はもちろん、大山は目の前で迫力がある。天気のいい日なら美保関方面まで遠望できるなどです。
三平山の花(レンゲツツジ)私が三平山に登る大きな理由は、蒜山では見られない多くの花に会うことです。まずレンゲツツジですが以前は蒜山ではそれをカッコウバナといい、カッコウの鳴く5~6月ごろ野原を朱に染めて咲いていました。ちょうどわらび取りの季節であり、一年で最もいい季節でした。ところが蒜山の開発が進み、もはや蒜山ではそのレンゲツツジをみることはできなくなりました。しかしこの三平山では大きいものではありませんが、よくみることができるのです。
私は勧められるままに、この山にキャンプ場方面より登ってみました。ピークが2つあったのにまずびっくり。第2のピークが本物のピークですが、そこはこれまで経験してきた中国地方の山とまったく趣をことにしていました。それは石ででき、そそり立ちアルプスそっくりでした。頂上は少しの広さがあり、そこには象の何倍もある巨石が一個あり、頂上のかなりの部分を占めていました。登るにもスリルがありましたが、圧巻はすぐ目の前にある大山の南壁でした。以後私はこの山に30回ぐらい登ったとおもいます。いつも手軽にミニアルプスの気分を味合わせてくれる山、その山と伊達氏に感謝しながら。
左の写真は、休暇村,大山鏡ヶ成の旧館の前から撮ったものです。写真ではこのピークがこの山の頂上のように見えますが実際の頂上はこの頂上からさらに数百m向こうにあります。3月はじめ白く見えている広い沢の頂上から一気にスキーで滑り降りるのは(烏の沢滑り)は豪快でしたが、今はあまり多くの人がやらないようです。
休み方これは枡水から撮ったものです。ほうき富士といわれ、端麗な姿です。大山のような山の休憩の取り方は、年配者には若者のようにはゆきません。私はふつう登山中に座って休むことはしません。少しの時間なら座って休むと立ち上がるのが何となくおっくうになり、時間ももったいないからです。そこで休むとき私は立ったまま、時計を見ながら40~50秒だけ休みはす。これで結構楽になります。実はこれは私の発案ではなく、人から聞いたものですが、5分もあれば6~7回は休めるし5分座って休むより断然効果は大きいし、時間短縮にも効果大です。みなさん、どうかか試してみてください。
大山は大山隠岐国立公園の中核として、王者に恥じない風格をもつ山です。歴史,民俗、植物上も特筆すべきものも多く、また登山者、スキー施設なども他を凌駕していることは、御存じのとおりです。○ 登山によい季節 5月6月にかけての新緑は美しいです。また、紅葉は10月中旬より11月上旬がみごろといはれています。○ 服装 頂上小屋付近は下と比べてかなり寒いことが多いです。1枚の上着は大切です。