蒜山・大山ライターズブログ 成田教授の ワールドレジャーニュース ファミリーのための アウトドアガイド 由井君のとっておき話 美和ちゃんの米子・松江情報 蒜山・大山新発見伝 昌代の口コミガイド
昭和19年から20年ごろになると、みんなこの戦争は負けるだろうと思うようになりました。頼みは日本は神の国だから「神風」が吹く(これは元寇のとき、神風が吹いて元の大軍をやっつけた故事による)というまさに神頼みでした。あとひとつはあのハワイのアメリカの艦隊をやっつけた日本の連合艦隊はどこかに隠れていて、もうぼつぼつ出動するはずだという望みでした。
これは私の小学校3年生のときの思い出です。その日は小春日和のとても暖かい日でした。昼過ぎ、自転車から降りた父は「今日アメリカと戦争が始まった」といいました。当時私たちの集落の20戸あまりで、自転車とラジオがある家は1戸しかありませんでした。父は100円の保険金が満期になったということで、50円ずつ出して、自転車とラジオをそれこそ「清水の舞台から飛び降りる」気で買ったそうです。(当時建設作業員の日当は、1円位でした。)