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記事掲載者:三原 政人さん

プロフィールへ 生まれも育ちも蒜山住民。蒜山の自然を山歩き、スキー、写真と楽しんでいます。そんな魅力をご紹介します。
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ジャンル:こぼれ話  文化・歴史  蒜山  

ど ん ど (どんど焼き)

1 どんどとは
 小正月(1月15日)に正月の門松、しめなわなど一定の場所で焼くことを どんどと言います。
このような習俗はそれぞれの地域によって、そのやりかたはずいぶん異なります。
では、蒜山地方ではどんなどんどが行われているかを紹介しましょう。

2 その前に
 「門松立てて門ごとにーーー」の正月の歌のように、一般には門松を立てて正月かざりをするようですが、蒜山では松はほとんど使わずそのかわり「そよご」(写真)をつかいます。
戦後、荒れ果てた山林を復興させるため、多くの植林が行われましたがそのとき若い松を門松にすることを自粛しようということに決まりました。
そのきまりが定着しているわけです。そよごは赤い小さな実をつけ、常緑の2~3mの雑木で、どこにでもあります。

(ア)どんどの朝
 今日はどんどの朝です。人々は集落のきまった場所に正月かざりのそよご、しめなわ、古くなった神社のおふだなどをもって集まります。(左写真)のようにその場所は集落の氏神様の敷地が多いようです。
 
(イ) いよいよ火がまわってきたら正月もちを銀紙に包みんで焼き、それを持ち帰る人もいます。(写真下)これはことしはじめての雷が鳴ったとき、これを食べると雷が落ちないとの言い伝えによるものです。
 
(ウ) またミカンを丸ごと焼き、それを持ち帰り家中で食べると無病息災が約束されるとのことで、皮のこげたミカンを作る人もいます。
 
(エ) 書き初めの紙を子供が持ってきて、それを火中に投ずると勢いよく燃え上がるが、それが高く上るほど字が上達する、といういいつたえはいろいろな地方にあるそうです。蒜山地方でもよく行われていました。
 
 私たちの集落では私の子供のとき、10人以上のこどもがいましたが、今では今春入学する児童がただ一人だけ、手習いの紙を火中に投ずるどころではありません。長期的にみて集落の存続すら危ぶまれていて、どんどにも確実に時代の波が押し寄せてきているようです。
 
(オ) どんど という名称が一般的のようですがその他どんどさん、サギチョなどとよぶところもあるとか。かっては宮中や公家での有名な行事であり、その歴史も古く平安朝の記録にもあるとのことです。(平凡社 世界大百科事典) 読んでいただきありがとうございました。    三原政人
 

投稿日2007年02月08日 13:03


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