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記事掲載者:三原 政人さん

プロフィールへ 生まれも育ちも蒜山住民。蒜山の自然を山歩き、スキー、写真と楽しんでいます。そんな魅力をご紹介します。
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2007年04月26日

IMG_6927.320jpg.jpg(写真1)
 
 井手とは「水を他に引くための水路」のことです。
 
 私の子供の時には生活用水の確保のための水路は、その家の立地を決定する絶対の要素でした。

ビニールパイプという便利なものが無い時代には、朝起きての洗面、炊事洗濯、風呂、あるいはいちどに大バケツ二杯も水を飲む役牛の世話などどれをとってみても水路がそ
ばにないと成り立ちません。

したがって、集落は井手にそって立地するのが普通でした。
 
 さて、稲作とその井手はどのような関係にあっただしょうか。それは水田の位置、あるいは山際の一戸の住居などそれぞれ異なりますが、一般には蒜山では生活用水路は昔も今も水田用水路を兼ねているわけです。
 
 田植えが近ずくと、その準備として日ごろの生活用水路に、その何倍もの水田用水を引き入れます。これを「井手あげ」といって年中の大切な行事なのです。
 具体的な手順を、わたしのすむ蒜山下福田の約50ヘクタールの水田用水について説明しましょう。水の取り入れ口は旭川の本流からです。 



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