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記事掲載者:三原 政人さん

プロフィールへ 生まれも育ちも蒜山住民。蒜山の自然を山歩き、スキー、写真と楽しんでいます。そんな魅力をご紹介します。
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2007年06月25日

蒜山に生まれ、現在も毎年40アール(1200坪)のとうもろこしを、老妻とともに栽培している私が見聞し実行したとうもろこしのことを、書かしてもらうことを光栄に思います。
 
1 少年の日の思い出
 私は昭和一けた生まれ、少年の日に見たとうもろこしのことを、おはなししましょう。当時のとうもろこしは一本のとうもろこしでも皮をむいてみると黒、灰毛、白などのように粒のいろがまちまちのもあり、厳密に言うとそれぞれの粒の味が違うのです。とうもろこしぐらい、よく交雑するものはないそうですが、その意味が今はよくわかるようです。
 
 田舎ではとういもろこしなどどこにも売ってありませんでした。蒜山ではとうもろこしは、畑の四周にうえるのがふつうでした。

たべかたは「焼く」のがふつうです。味は?
 いまのものと比較したら、気の毒なぐらいお粗末なものでした。とうもろこしの味の大切な点は「適期に収穫する」これが絶対条件ですが、食べたい一心で未熟なものを畑からとってきたり、牛や馬でないとよろこばないほど成熟したものをたべたり、品種改良などの考えのあろうはづもなかったからでしょう。
 
  それでも あめ一個も店で売ってない時代、おとなでも子供でも、とうもろこしは田舎の夏のおやつのチャンピオンであったことはまちがいありません。
 
2  スイートコーン(おいしいとうもろこしの意味)
 蒜山地方でスイートコーンの栽培が始まったのは、いまから30年ほど前、水田の休耕の転作品種として、当時の農協が推薦したからだと言はれています。
 
そのスイートコーン在来種よりまったくことなるものでした。在来種より断然甘い、まさにスイートコーンです。
 これは、在来種より種の取り扱いが全く違います。在来種は何のことは無い昨年の種を保存しておいて今年蒔けばいいのですが、これは家庭でそんなことをしても満足なとうもろこしに生育しません。
 
  その理由は、スイートコーンは、いわゆるバイオテクノロジーによって、そのほとんどがアメリカの種子会社によって生産された雑種第一代だからです。
(DNA ジェームス D ワトソン講談社P235ほか)
 
 この先端技術はおもにアメリカで開発されたものであること、その花粉は2kmぐらい飛び散り、他の種類と交雑するので、アメリカのような広大な土地でないと満足な種子は獲られないなどの理由によって、蒜山の農家も100%アメリカ産の種子を毎年買っているのが実情です。
 
3  おいしいとうもろこしの食べ方と見分け方
 
(あ)食べ方
   「鍋に湯をわかしておいて畑にとうもろこしを取に行け」昔から蒜山に伝わる格  言です。
  とうもろこしは時間の経過とともにシンが甘みを吸収する性質があります。入手したらなるべく早く食べること。直前まで皮はむかず、冷暗所におくことなどです。
 
(い)見分け方
   袋(皮)の外見が新鮮なものであること。せんたん(写真の髪のほうすなわち頭  のほう)をつまんでみて中のつぶがゴツゴツとかんじららるものなどです。
 



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