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お年寄りと色
社会がお年寄りをどのように扱うかは、その国の文化のバロメーターのようなものです。お年寄りが生き生きと歩いているか、スポーツをしているか、演奏会や映画を楽しんでいるかということです。日本は世界一の長寿国ですから、お年寄りを社会の隅々で見受けるのは誇るべきことです。
このコラムの話題は、「お年寄りと色」としておきます。人は年令によってさまざまな場面で色を決める傾向があります。例えば「赤」です。赤は消防車に代表されるように、「目立つ」ものにつけられます。かといえば、救急車は「白」ですからちょっとおかしなものです。
高知の友人で45歳くらいの女性がいます。彼女の車は真っ赤です。パトカーの警官がたまに「怪訝な目つき」で通り過ぎるそうです。「おばさんだから物珍しいんでしょうね。」と笑っています。
透き通るようなような肌の女性、それもグラマーで髪は真っ白になったおばあさんがサングラスをかけて真っ赤なセーター姿で歩く姿はいいものです。外国に行くとこうした女性に通りで会います。赤は健康的で若く見せます。余談ですが、私の相思相愛の連れは髪だけは真っ白なのですが、、、
お年寄りが他の人と違うところ、それは服装や化粧のことです。日本のお年寄りは存外、地味です。もっと華やかで明るい色のものを着るのはいかがでしょうか。お年寄りが真っ赤なカーディガンで歩く姿は、素敵なものです。白髪に赤は似合うのです。還暦祝いのあの赤いチャンチャンコを着るのをきっかけに、赤を日常的に着るのです。
街はいっぺんに明るくなります。アメリカのお年寄りは「年に似合わない」格好で歩くのが目立ちます。真っ赤な洋服を着て、背筋を伸ばし、颯爽と歩くのです。なんともいえない風情も伝わります。
赤を着るのは勇気がいるかもしれません。ですが赤は人としゃきっとさせます。周りの人が注目することを自分が意識するからです。この意識が弱くなるから背中がまるくなったり、地味な服装を着込んだりして、ますます老けるのではないでしょうか。
投稿日2007年01月22日 15:57




