ジャンル:海外情報
学校は子どもが行きたくなる工夫を
わが国では、子どもはどうして学校へ行きたがらないでしょうか。
その簡単な答えの一つは、アメリカなどの学校へ足を踏み入れることですぐ得られます。学校の中が明るいのです。暖かいのです。そのことを今回は取り上げましょう。
学校の建物に入ると、「ウエルカム」という横幕のようなものを良く見かけます。これはタペストリとでも言うのでしょうね。。カラフルで実に暖かい雰囲気です。それから事務室があります。廊下と事務室は仕切られていないので開放感があります。事務員にすぐ声がかけられます。事務の人々は遅刻や欠席の子どもの親と連絡をとります。子どもが座って親の到着を待っているようです。
廊下は、これでもか、これでもかというようなスローガン、子ども絵や作品で横溢しています。子どもの学習の成果を誇らしげに廊下に展示するのは、どの学校でも見られます。教室に入るとまず気がつくことは、グループや個人の学習ができるように、衝立などで仕切られていることです。もちろん教室はラグと呼ばれる安いじゅうたんが敷かれています。子どもはラグに座って一人で本を読んだり、教師から本を読んでもらいます。コーナーではコンピュータで学習する子ども、自学自習をする子どもなど、自分のペース
で学びます。
メディアセンターは、日本では図書室と呼ばれています。メディアセンターの入り口は沢山のデコレーションでコテコテ、そこにやってくる子どもは、飛び込んで行きたくなる仕掛けです。センターには図書館司書が必ず常駐していて、資料の整理はもとより、センターを使って調べ学習する生徒を教えます。教科担任の教師は、その側で子どもの学習を点検して司書の指導を補助します。センターの中はコンピュータが一杯です。もちろんネットワークに繋がっています。学校に立ち寄ったパトロール中の警官が画面上でメッセージを確認するのも見かけます。面白いですね。
アメリカの学校には職員室というのがありません。校長などからのメッセージはすべてパソコン上に送られます。自分の教室のコーナーに端末があるので職員室は必要ないのです。珈琲を飲みたいときは教師用のラウンジに集まり、ランチを食べたりします。昼食指導などの仕事から解放されて、のんびりと昼休みに充電します。
投稿日2007年03月02日 12:32




