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子どもはどうしたら学ぶことを実感できるか
前回の記事では、アメリカの学校の教室や廊下が明るいことを報告しました。今回は、子どもの学ぶ意欲は、どうしたら生まれるかを考えましょう。
学校の雰囲気と子どもの学習への意欲について考えさせられることがあります。J.ケラーという学習心理学の専門家がいます。この人は、子どもの勉強したいというやる気を引き起こすには4つのことが大事だといっています。それを紹介しましょう。
やる気を起こす第1のことは、「ここは楽しそうな所だな、」という子どもが抱く第一印象です。学校の中が明るい、ということの大事さがわかります。ケラーはこれを「子どもの注目」(Attention)と呼んでいます。
第2は、「勉強することが大事なんだ、、」といういうことを確信させることです。なぜ学ぶのかを子ども少しでも理解させることの重要性です。学びに子どもなりに価値を見いだすことが必要ですね。このことを「学ぶことの意義」(Relevance)と呼んでいます。
第3は、「自分はできるんだ、やれるんだ、、」という自信をもたせることです。自信はすべてのことに影響します。子どもは特にそうです。このことを「自己効力感」(Confidence)とでもいっておきます。
最後の第4のことですが、それは「学んで良かった、、役に立った」という晴れやかな気分です。これを「自己充足感」(Satisfaction)とでもいえることです。満足感は人を爽快にさせてくれます。
ケラーは、以上のような大事なことの頭文字をとって、子どものやる気を起こすためのARCSモデルと名付けました。子どもは、学校でこの4つの体験ができれば、自然と一生懸命に学ぶやる気がでるのだ、といっています。振り返って、学校や教師は、子どもがわくわくするようなことを経験するために、いったいどんな工夫をしているかを
問いたいです。どうしてゲーム機に熱中するのでしょうか。どうして学校へ行きたがらないでしょうか。
投稿日2007年03月15日 10:11




