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子育ての違い

久しぶりでボストンの郊外に住む長男の家族と再会しました。80年前に建てられたという木造の家に住んでいます。敷地は4,000坪という広大なものですが、周りの芝生の庭を除いてすべて雑木林で使い途はありません。
長男には2人の息子がいます。私の4人の孫のうちの2人です。一緒に遊んでは喧嘩するやんちゃ盛りの息子です。上の息子ですが、朝6時に起きすぐに朝食、それから学校内にある幼稚園へ行くまで遊んだり、長男の指導でバイオリンの練習をします。
スズキメソドですので楽譜を使いません。長男は大学で教えているので出勤時間はフレック スです。職場へ行く途中、長男を幼稚園に連れて行きます。帰りは母親が連れて帰ります。
長男は必ずといってよいほど夕方5時に帰宅します。それから芝を刈ったり子どもと遊びます。朝食と夕食の後片付けは長男の役割です。それから息子たちを風呂に入れて、就寝前の本読みの相手をします。童話は日本語と英語の両方で読んでいます。英語の童話はもちろん英語だけです。そして彼らは7時半にはもうスヤスヤします。この習慣をずっと続けています。幼稚園に通う長男は童話をしっかり読むことができます。
「ポンペイの遺跡」をいう本を読んでいるのには驚きました。次男は負けず嫌いで長男に負けません。
私の子育てと長男の子育ての違いを考えさせられました。まず、子どもにはテレビを見せないことです。見る習慣がないのです。それからゲーム機も持たせません。近くの図書館からビデオやDVDを借りてきて、童話やディズニーの物語を見せています。長男夫婦は、子どもに早寝早起きを徹底させています。
この習慣は生まれてこのかた変えることはありません。次に日本語と英語の両方を学ばせていることです。来年1月から3か月大阪に住むので、小学校へ入学させる準備をしています。数唱はもちろん、日常会話を学び、ア行とカ行も終えています。このあたりは日本での早期教育と変わ りません。
子育ての違いですが、この2人の孫は、両親とは絶えず会話をすることです。のべつくまなく何かを話しています。よくもまあ、話題が尽きないものだな、と感心します。
言いつけを頼むと終わりに「サンキュー」というのがつきます。「サンキュー」とか「アイラブユー」が頻繁に聞かれます。
子育ての違いは動作にも現れます。抱きしめたりキスをして、体の接触が横溢しています。体の温もりを愉しんでいるかのようです。この身体接触は、幼児から大人になっても続きます。会話の洪水と身体の接触によって親子関係を強化しているように感じます。
長男は嫁さんとで家事を分担しています。よく躾けられているなと感心することしきりです。調理と皿洗いは欠かしません。広い庭の手入れももちろん長男の仕事です。
ですから、ガレージは一通りの大工や庭の手入れの道具で一杯です。今、古い家の室内を自分でコツコツ自分で改造しています。自分で家や車を直すのはアメリカでは一般的な男の領分となっています。「Do It Yourself Fan」(自分でなんでもやる)という台詞があります。
大分、親馬鹿のような内容となってしまいました。私の子育てより遙かに濃密な長男夫婦の育児を観察しながら、考えことが多いボストンでの数日でした。
投稿日2007年05月28日 13:47




