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「カープール」と乗り入れ規制
外国へ旅をしてまず考えることは、交通手段です。レンタカーは異国の地で運転に慣れている人には便利です。そうでない人は、電車やタクシーなどが必要です。
先日ワシントンDCに行ったときは、地下鉄(メトロ)を大いに利用しました。郊外に住む人々は、通勤にまず車で近くの駅へ行きます。そこにある無料の駐車場からメトロに乗り換えるというわけです。通勤時間中に車でワシントンの中心に入るには、条件があります。
まず必ず2人以上が乗っていることです。通勤する人は近くの住人や友人を誘って、交互に車を運転します。通勤時間帯が揃っていると、人の車に乗って職場に行けます。このよう知恵を「カープール(car-pool)」と呼びます。
ワシントンは、近いうちに2人から4人が乗る車だけを都心に入れる計画があるようです。車を都心に入れない措置をさらに推進するのです。サンフランシスコ郊外の料金所には、カープール用のレーンがあってそこは無料でし
かも、有料の列を尻目にすいすい通ることができるのもあります。
最近はアメリカもガソリン代が値上がりしています。もしかしたら、軽自動車の人気が出るかもしれません。軽自動車は1台も見かけません。不思議といえば不思議です。アメリカには車検がありません。みなさん自分で車のメンテをします。ですから、車庫には大抵の工具が揃っています。街には相当くたびれた車が目立ちます。30年前の車がごろごろ見かけます。車は財産であるという観念はアメリカにはありません。交通手段なので、走りさえすれば良いとみな思っています。
ドライバのモラルについてです。歩行者が絶対の優先ということが浸透しているのがアメリカです。道を横断しようとする人を見かけると必ず車はとまって、渡るように促します。私たちの国では、歩行者は遠慮がちに、しかも小走りで渡りますが、そんな渡り方は本来する必要がないはずです。ドライバーも車を降りれば一歩行者です。モラルに関しては、我が国はまだ後進国といえましょう。
投稿日2007年06月07日 09:20




