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旅の印象は二つの眼で
同窓生から「夏休みは海外でのんびり過ごしてきます」というメールを貰います。これまで私はゼミの院生と20数回研修で海外に出掛けています。
ですが未だにのんびりと観光で海外旅行をしたことがありません。意外と思われるかもしれません。海外旅行はいつも仕事がからんでいます。調査とか研究という公費での旅となります。
そんな時に息抜きの時間が当然でてきますが、観光ではありません。豪華な船旅ではなく飛行機です。旅は一週間かせいぜい10日間くらいです。いつかクルージングを楽しんでみたいものです。
かたくなに思うことに、旅は団体ではいけないということです。パック旅行では、訪れた国の表面をなぞるだけとなります。ホテルと観光地の往復では、その国を知ることなんぞはできません。人との親密は出会いは期待できないのです。観光ではカメラに思い出の建物や風景を撮ることができます。
しかし、旅の神髄は人との出会いなのです。この出会いの瞬間はカメラに納めることができません。
カメラのファインダー越しの景色は、眼で見る光景とは何十分の一しかありません。あまりカメラに依存するのは、観光の印象を矮小化します。もっと二つの眼でしかと網膜に印象を焼き付けることです。それが旅というものです。ビデオやデジタルカメラや振り回されてはいけないのです。
投稿日2007年08月17日 15:55




