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定年退職をひかえて思うこと

先日、友人や同窓生らが退職祝の会を開いてくれました。ボストンから来ている長男とその家族が同席したのも嬉しいことでした。家族一同、なんともいえないよい心 持ちに満たされました。
私の人生は、一口で言えば「多様性」に満ちた人生といえます。生まれ育ったところも樺太や北海道のあちこち、学んだ大学も北海道大学、立教大学、ウイスコンシン大 学、仕事をしたのも北海道、東京、沖縄、神奈川、そして兵庫、勉強したことも法律、政治学、社会教育、グループダイナミックス、障害児教育、統計学、教育工学などなど焦点が定まらない人生です。自分でも苦笑する始末です。
仕事もいろいろでした。貿易会社にはいりかけ、札幌での青少年社会教育、沖縄での早期教育と障害児と保護者との出会い、東京の私立学校での講師と障害児担当、そして研究所の教育工学、大学での学生指導と研究などです。趣味はいろいろです。マラソン、サッカー、1000メートル前後の山登り、合唱ーコーラス、レコーダ吹き、映画鑑賞、囲碁、野菜作り、カメラ、一番新しところでは落語、どれ一つとっても極めたものはありません。
このように多様性というカンバスで一杯な人生なのですが、これは恐らくは私の両親からの薫陶と北海道時代のキリスト教との出会いとフロンティア精神、そしてアメリカでの6年あまりの生活の影響かと思われます。尊い命を大事にする障害児教育が多様性に満ちたものであることを確信させられてきたからです。アメリカでの「静かなる革命」と呼ばれた全障害児教育法との出会いは圧倒的なことでした。
私と家内は、すでに第二の幼児期に入っています。知的好奇心にあふれ、新しいことに触発され続けています。なんでも知りたいという気持ちが旺盛なのです。このような姿勢と精神を持ち続けたいと念じています。果たして、気力と体力が続くかが課題です。ですが、勝美システムズ社長の御尊父と奥様は、今なお、かくしゃくとして米やトウモロコシを作っておられます。ご夫婦の後ろ姿は、いまだ若輩の私に元気と勇気をくださっています。
投稿日2008年03月28日 10:00




