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異文化でのマナー
マナーというのはその国の文化を反映する代表的なものです。
マナーの違いを知るこ とはその国を知る大事なことです。
外国に行くとつい日本や日本人という眼鏡で「良 いマナー、品のないマナー、、」と受けとめがちです。
外国から来た人々も日本を歩いていて同じようにとらえがちです。
大事なことは、違いに対して寛容であることです。
許容するといっては少々きついですが、「はは、、、これが文化なんだな、、」と 思うことです。
それでは、どこの国に行っても良いマナーといわれることは一体なんでしょうか。一例は「すみません」とか「ありがとう」という言葉がけです。これは万国共通のマナーで す。言葉と行為が一体となっています。言葉がわからないとき、回りの人から助けて もらったときのうれしさは言いようがないものです。
「品のないマナー」とか「悪いマナー」は、文化に対する無知というよりは、自分の行為が他の人にどんな気持ちにさせるかを意識できないことから生まれます。例えば、つばきを道路に吐くとかタバコをポイ捨てするとか、順番を待てないことです。先日、都内で電車を待っていました。整列乗車を守っていたのですが、電車に乗るやいなや後ろからきた人が脱兎のごとくすり抜けて私の座ろうとした席に座るのです。 その敏捷さには驚きました。その人は、座ると鞄から書類を持ち出して点検しているのですから、相当の教養があると見受けました。教養とマナーは別物のこともあると いう例でしょう。 マナーといいますか、面白い文化をいろいろ体験してきました。それは相手と自分の関係を作る小さな行為です。例えば、道を歩いていると、「今何時ですか」とか「今日は」といった声をかけてくることがしばしばあります。あるときは、「バス停に行きたいのだが、どう行けばいいか」といった質問もあります。こちらが知りたいようなことを平気で聞いてきます。「わからないときは、人に聞く」ということをモットーにしている私には、こうした質問を受けるのは、実に心地良いものです。「わからないときは人に聞く」ということは、「人に聞くときのマナーを知っておく」が 大事だということです。
外国で食べものやを探すときは、少し年配の人に聞く、それ もお年寄が一番です。彼等は丁寧に教えてくれます。普段の会話が少なくなる年代だ からでしょうか。紳士淑女は働き盛りですから、丁寧ながら早口で説明してくれます。ですから、たどたどしい表現でゆっくり質問することです。こちらのペースに引き込むのです。マナーで私がお奨めするのは、「無知を恥じない」ということです。「言わず、聞かざる、見ざる」では外国の面白さやマナーを体験できません。大いに恥をかく用意ができていると、旅行や異文化の一面が見えてきます。人との出会いを求めるちょっとした勇気が言葉がけです。
このことが最大の旅の楽しみとなればしめたものです。
投稿日2008年07月10日 10:58




