ジャンル:こぼれ話
少年時代と「とうきび」
「とうもろこしカンパニー」から送られてきたスイートコーンをほおばりながら、北海道とアメリカ中西部時代の頃を思い出しました。
北海道ではコーンを「とうきび」と呼びます。
とうきびは、寒い北海道の特産です。私たちは、甘いとうきびをゆでたり焼いたりして賞味します。家畜に与えるデントコーンという種類もあります。牛にとって栄養満点のコーンは、北海道の冬場を過ごす餌として大切な食料です。
秋場、サイロにはデントコーンが一杯貯えられます。
私の故郷は北海道の東部です。
美幌という町で育ったのですが、とうきび、芋である馬鈴薯、ビートと呼ばれる甜菜糖などがよく採れました。リンゴや梨もたくさんありました。戦後、私の家族は樺太から命からがら引き揚げてきて、美幌で落ち着きました。
母親は3人の男の子どもを育てるの苦労したようです。
私はその一人です。
母は我々3人を連れて野良仕事にいったようです。
父親は抑留されていて、美幌に帰ったきたのは昭和23年と聞いています。その間、母親が我々を育てました。
父親に連れられて畑作業をしました。
鉄道にトロッコを乗せて畑に行くのです。
食料は米以外では何でも作りました。
コーンはその代表です。食べ方はいとも簡単です。
ただゆでるだけです。こんな便利な食べ物はないです。子どもでも作れます。
ですが、馬鈴薯ほりには苦労しました。腰をかがめて一に中掘っては運ぶのです。
トロッコは、汽車がとおってから線路にのせて馬鈴薯、カボチャ、とうきびを家に持って帰
ります。
アメリカのコーンの話題に移ります。
穀倉地帯の中西部はアメリカの「ハートランド」と呼ばれます。文字通り、国の心臓部です。工業も農業も酪農も盛んなところです。
見渡す限りのコーン畑が広がります。コーンは、缶詰、飼料になります。このあたり
の飼料は世界中の畜産を背負っているといっても過言でありません。牛や豚、鶏に
とって栄養価の高いコーンは最適の食料です。
イリノイ、インディアナ、ミズリー、ウイスコンシン、アイオワ州が生産地です。アメリカが農業国であることは、こうし た穀倉地帯を通ると、なるほどと合点がいきます。
最近、大きな変化がこうした穀倉地帯に起こっています。
それは、コーンがエタノール燃料として注目されていること、もう一つは気候の変動がもたらす不作です。
投稿日2008年08月06日 17:54




