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記事掲載者:成田 滋先生

プロフィールへ 海外出張の際に感じた海外情報や、その他レジャーの楽しみ方など徒然なるままにご紹介します。
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ジャンル:海外情報  

ナンバープレートは州を語る。

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このエッセイ集の2007年07月17日号で、「免許のための路上練習とナンバープレート収集」という一文を寄せました。
 http://www.hiruzendaisen.com/narita/2007/07/post_29.php


 私の趣味にナンバープレートの蒐集があります。ナンバープレートは、ライセンスプレートというのが正しい呼び方です。いま、80枚ほどを我が家の小さな倉庫に積んであります。すべてアメリカ留学中に集めたものです。どうしてナンバープレートに興味をもったかといいますと、そのデザインにあります。州の形をしたもの、州の特産物や自然のイラストを入れたもの、州の歴史やスポーツ、イベントを思い起こさせるものなどがあります。州の名前は必ず入るのですが、ナンバーは3から7文字程度のアルファベットと数字で構成されます。その中でも私の最も好きなのが州のキャッチフレーズやモットーが付いていることです。

 ナンバープレートにあるキャッチフレーズは、歴史、人、自然、特産物、観光などに分けることができます。まずは歴史からまいりましょう。アメリカで最初に定められた州はデラウエア州で「First State」。合衆国憲法が起草されたことを記念する州はコネチカット州で「Constitution State」と呼ばれています。面白いのは、「Live Free or Die.」 “自由を、さらば死を“とうたうのがニューハンプシャー州です。マサチューセッツ州は「Spirit of America」というキャッチフレーズです。これは、独立の精神を意味するようです。「Empire State」という少々いかついのはニューヨーク州です。

 次に、人にまつわるキャッチフレーズをみてみましょう。イリノイ州はエイブラハム・リンカーン大統領が生まれた地です。「Land of Lincoln」と呼ばれています。ノースカロライナ州は、ラ イト兄弟が最初に飛行機に乗ったところです。それで「First in Flight」というフレーズで知られています。インディアナ州 は「Hoosier State」”不器用な人の州”というのは滑稽です。オクラホマ州 は「Boomer State」、”一時的な人気者の州”というものです。開拓時代を思わせます。”トウモロコシの皮を剥く人の州 ”「Cornhusker State」というのはネブラスカ州 、ト ウモロコシ畑が続く大平原の州です。

 自然といえば、モンタナ州は「Big Sky Country」“蒼穹の空”とも呼ばれています。「Peace Garden Stateはノースダコタ州、コロラド川が何億年もかけて削った谷「Grand Canyon」はアリゾナ州です。海のような五大湖を控えるミシガン州は「Great Lakes」です。バーモント州は「Green Mountain State」。「Garden State」というのはニュージャージー州、「Ocean State」といえばロードアイランドとなります。いずれも大西洋岸にある小さな州です。フロリダ州は「Sunshine State」"太陽が一杯”というところです。

 果物や農産物にまつわるキャッチフレーズを見てみましょう。その代表は「Peach State」といわれるジョージア州です。ここにはスイカやメロンも有名です。ルイジアナ州は「Sugar State 」” 砂糖の州”です。少々地味ですが、「Famouse Potatoes」のアイダホ州です。ここのジャガイモは大きいので知られています。

 観光や産業にあたるキャッチフレーズもあります。ミズリー州のナンバープレートのモットーは「Show Me State」です。さしずめ、「皆に見せたい州」といった感じです。この州 の印象からすると少々違和感のあるモットーではあります。メーン州は「Vacation Land」、そして「Aloha State」はもうお分かりですね。「Heart of Dixie」と呼ばれるのがアラバマ州です。ジャズの本場というわけです。私の第二の故郷であるウイスコンシン州のは「アメリカの酪農の中心」というものです。北海道のような緯度にありまして、酪農に適したところです。土地があまり肥沃ではないのです。車で田舎道を走ると糞尿の匂いが充満します。「ウイスコンシンの香水」だと揶揄されています。最後は、アラスカ州です。「The Last Frontire」、最後の開拓地というフレーズで知られています。

 アメリカのナンバープレートは、州や郡ごとに独自のデザインで発行されており、非常に色彩豊かです。各州の特徴を表現するキャッチフレーズのほかに、追加の手数料を支払えば自分のカラフルなナンバープレートを作ることもできます。通常2年ごとにナンバープレートのデザインは変わります。ですから一つの州には沢山のプレートがあり、蒐集家を喜ばせます。この国の多様性を感じる機会がここにもあります。

投稿日2009年03月26日 10:49


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