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ハワイの友人からのメール
ハワイ大学の友人からメールが来ました。高層のコンドに住んでいます。窓の眺めは超最高で、ダイヤモンドヘッドや海岸が一望できます。羨ましい住環境です。メールの内容は、その眺望とは裏腹に、大学の予算が大幅にカットされて給与、研究費、おまけに人員削減で悲鳴が聞こえるようなものです。ハワイの景気が悪いので税収入が落ち込んでいるのです。その最たる理由は、日本人観光客の減少にあるのだそうです。「友達にハワイ旅行を勧めてほしい、頼む。」と書いてあります。
家内にその話をすると、「私たち年金生活者はハワイで買いものなんかできやしないわ」というのです。なんと悲しいではありませんか、、。かって、ハワイ旅行は贅沢でした。誰それと行けるところではなかったのです。しかし、今やヨーロッパに人気があるのですね。親戚も頻繁に出かけます。ハワイは眼中にないようです。
ハワイの魅力はオアフ島のホノルルだけではありません。小さな島、たとえばカウアイやモロカイ島、そしてBig Islandと呼ばれるハワイ島です。ローカル機で1時間以内で行けま
す。島の安い宿に泊ってベランダで読書をしたり、うたた寝するのです。こんな贅沢はありません。なにもショッピングや海水浴だけが観光ではありません。目が疲れたらドライブして、深く刻まれた谷や崖が作り出す景観を楽しみます。行く先々で静かなビーチや見事な自然の造形に遭遇できます。 ドライブでは、小さな集落に立ち寄って粗末な食堂でささやかな昼食を味わうのです。そこで働くと雑談するのも面白いです。「ハワイ大学へいって農学を勉強し、戻って農業を継ぎたい」という若者に会ったことがあります。「来年から海軍に入隊し、それが終わって奨学金をもらい大学へいく」と言っていた青年も思い出します。旅の醍醐味は観光というよりは、人との出会いや会話です。カメラやビデオのファインダーを通しての景色ではなく、自分の眼から脳裏にその土地を焼きつけるのです。そこに生きる人の息づかいを感じることが大事なのではないでしょうようか。
投稿日2009年09月01日 11:34




