ジャンル:
アメリカの祝日(続き)

日本の祝日との違いは、アメリカでは州によって異なる場合があることです。 ニューヨークやボストンはSt. Patrick Day(セント・パトリック・デー)を盛大 に祝います。アイルランド系の人々(Irish)が多いからでしょう。連邦政府が制 定する公休日は10日間、我が国は15日間であるのも大きな違いです。祝日での過ごし方で覚えておきたいことがあります。美術館、博物館、水族館、映画館、レストランなどが休みとなります。出かける前には事前のチェックが必要です。祭日が土・日にあたる場合は、土曜日は金曜日に、日曜日は月曜日に休みが振り替えられます。2月15日の月曜日がPresident's Day(大統領の日)のように、月曜日を休みと定め3日間の休暇となります。我が国もそれに習うようになりました。
祝日の普通の過ごし方です。元旦は特に人々が町に繰り出すことはありません。一番静かな祝日といえましょう。もっとも神社や寺がないから当然ですね。1月の第3月曜日のMartin Luther King Jr.'s Birthday、2月の 第三月曜日のPresident's Day(大統領の日)は前回のブログ記事で紹介しました。5月の最終月曜日はMemorial Day(戦没者追悼記念日)です。アメリカは南北戦争から現在まで多くの 戦 争を経験してきました。後で述べるVeterans Day(復員軍人の日)も怪我をした者、亡くなった者の功績を偲んでつくられました。
最も華やかなのが7月4日のIndependence Day(独立記念日)です。イギリスによる植民地支配からの独立を祝うのはご存じですね。町には古い消防車がパレードと一緒に走ります。パレードが好きな国民です。気候も手伝って家族や友人が集まって外でバーベキューをしたりしますね。夜は花火があちこちで見られます。学校は夏休みです。
9月の第1月曜日はLabor Day(勤労の日)です。日本のメイ・デーといえます。この時期となると大分涼しさが増し、夏が終わる日とされています。大自然を満喫する人々が州の公園にキャンピングに出掛けたり、町の公園で子ども達と遊びます。そろそろ夏の終わりが近づきます。この日を境に学校や大学は新年度が始まります。
10月11日はColumbus Day(コロンブス・デー)。クリストファー・コロンブスによるアメリカ大陸発見を記念する日とされています。この日は意外と賑わいは感じられません。というのも大陸発見の前に原住民が住んでいたのですから、この日を記念日にするのはおかしいと主張する人々がいるです。アメリカインディアンはそうです。日本でいえば建国記念日に疑義を唱えるのと似ています。
11月11日はVeterans Day(退役軍人記念日)です。なんといっても、太平洋戦争とベトナム戦争の後遺症は大きいものがあります。今でも戦争を主題とした映画が作られています。ワシントンDC にあるいろいろな記念碑、
例 えば、硫黄島で国旗を立てる軍人の像、ベトナム戦争の戦没者を記す石碑は人手が絶えることがありません。この記念日には各地から軍人団体がDCに集まり再会を祝い、そしてパレードをします。
11月の第4木曜日はご承知、Thanksgiving Day(サンクス・ギビング・デー)です。1620年代にイギリスから東海岸に渡った英国清教徒団が始めた祝とされています。辛苦の生活から初めての収穫を手にして、それを神に感謝する行事です。特別な料理は、詰め物(スタッフィング)をした七面鳥の丸焼きですね。ルーバーブやカボチャのパイもでます。外は雪が降ります。そして12月25日のChristmas Day(クリスマス・
デー)。家や庭木はイルミュネーションで飾られます。長い冬に入ります。
ついでですが、アメリカには夏時間(Daylight Saving Time)があります。時間を1時間早めるのです。4月の最初の日曜日に始まります。そして10月の最後の日曜日がその終わりです。私も最初にアメリカに行ったとき、夏時間の終わりを知らないで間違いをしたことがあります。このときは1時間早くに出掛けたのでことなきを得ました。
投稿日2010年02月18日 11:14




