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記事掲載者:由井 堅史さん

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ジャンル:宿泊  蒜山  軽食  隠れた名店  

ログの山荘「楽時屋」 1/2

マスターの弾き語りが聴けたらラッキー☆「楽時屋」「楽時屋」(蒜山下和真庭市蒜山下和1194-1 ℡0867(67)2666
津黒高原スキー場を少し下ったところの道路沿いにちょっとおしゃれなログハウスが建っています。
「楽時屋(らくじゃ)」さんという、キッチン&ホテルです。

お店の名前の由来は「物事はなまけて楽をしていこう」ということではありません。
「あせらず、のんびり気楽にやっていこう」という意味だそうです。

マスター一家は奥さんと子ども二人の四人家族。10年ほど前に県南からこの地に移り住んできました。そしてなんと、この一家はこちらに引っ越してきてからのおよそ一年間は、今の場所にテントで暮らしていたのです。このあたりは雪深い蒜山地方の中でも一段と雪が多く(なにせスキー場があるくらいですから)、その中でのテント生活はまさに「越冬隊」ともいえる、恐ろしいものです。
でもそれが本人たちの希望によるものでしたから(子どもたちは希望してなかったでしょうが)誰も止められません。
まだ子どもさんも小さかったので心配した村役場の職員が「空き家をお世話しますから…」といってもそれをかたくなに拒否し、自分たちの「快適ライフ」を貫き通し、ついに津黒の厳冬を乗りきったのでした(感動)。そうした苦難?を経て完成したのがこの「楽時屋」さんで、今では地域内の人々の憩いの場として、そして観光客のお食事・宿泊スッポットとして定着しています。

ここのおすすめ料理は、近くの山や畑で採れた地元の食材を活かした料理と、ママさん手づくりのピザやケーキ類です。
新鮮野菜を使った一品はおしゃれで、同じような野菜を使っても、田舎人間の私たちのつくるものとはちょっと違います。
またマスターが山から採ってきた山菜が時折出てくるのもお楽しみ。
中でも地元でヘイトコと呼ばれる小さなたけのこの仲間や、秋の様々なきのこは山の中ならではの贅沢品です。ヘイトコは採れたてをテーブルの上の直火で焼いて皮をむき、アツアツのところをマヨネーズや味噌を付けて食べさせてくれます。
ホワイトアスパラガスに似た真っ白い身のほのかな甘みと歯ざわりのいい食感は本当に絶品です。
でもこのヘイトコを採るためには近くにまで登り、前が見えないほどに茂った竹林をかき分けての重労働が必要です。
私も昔は少し採ったことがありますが今はもっぱらこれをつまみに一杯やるほうの専任になってしまいました。
春がシーズンで、4月ごろが全盛ですが、竹やぶで迷って「捜索願い」が出される人が時々いますので(ホントです)安易な入山は危険ですよ。

投稿日2006年03月03日 14:58


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