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記事掲載者:由井 堅史さん

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ジャンル:自然  蒜山  

蒜山の「米」作り

野菜がたくさん作られている蒜山ですが、もうひとつの主要な生産作物はやはり「米」です。パン食が増えたとはいえ、米は食生活の中心であり、米作りは日本人の心です。

米はその用途によって、食用米・酒米・加工用米そしてもち米などに大別されます。蒜山では食用米と酒米・もち米が生産されていますが、そのうちみなさんが一番興味があるのはやはり、食用米だとおもいます。

蒜山で主に食用米として生産されているのは「あきたこまち」という品種です。その名のとおり秋田県が原産で、粘りがあっておいしいお米です。比較的作りやすく、収穫が早いのも特徴です。

標高の高い蒜山地方は冬の訪れが早く、11月に入ればみぞれや雪が降りますので、早く稲刈りや脱穀を済まさなければ、田んぼが雪をかぶってしまい、稲が被害を受けてしまいます。そうならないためにもこの地方では収穫の早い米が作られているのです。

また最近では少しではありますがコシヒカリを生産する農家も出てきています。みなさんも良くご存知の「超ブランド米」コシヒカリは、おいしくて大変人気があるのですが、作る方からしてみれば相当にやっかいな奴だそうです。

まず、稲丈が高いので倒れやすいということです。稲は倒れると地に付いた穂から芽が出てしまい、食用にならなくなってしまいます。そしてこのコシヒカリは稲丈が高く、図体がデカイ割には収量が少ないそうです。また実が熟すのに時間がかかるため、収穫が遅くなるというのも欠点です。このようにコシヒカリはおいしい米なのですが、そのぶん作りにくい米なのです。

考えてみれば人間だってそうですね。人気があってチヤホヤされている奴ほど、プライドが高くて気難しいのです。その割には結構軟弱だったりしてみんなに世話を掛けたりするんですよね、マッタク。困ったもんですねエリートって奴は。ブツブツ…。この点よく似ていますね、米も人間も。コシヒカリもおいしくて作りやすいとなればもっとたくさん生産されて、蒜山でも人気ブランド化できるのでしょうが今のところチョッピリ難しいようです。

でも主流の「あきたこまち」も、とてもおいしいお米ですから蒜山産のあきたこまちを是非一度食べてみてください。お米も野菜の一種ですので新鮮さが大切です。これからがちょうど、新米の季節となりますので獲れたてのおいしい蒜山米を炊き立て、あつあつ、ピカピカで是非お召し上がりください。おかずは、蒜山大根の浅漬けなんて最高ですね!

「農業王国・ひるぜん」は、昔から自家用はもちろんのこと、米や野菜を生産して生計を立ててきた所です。「たかが野菜・されど野菜」。蒜山は野菜に関しては歴史と文化、そしてこだわりや魅力をいっぱい持っています。このコーナーでは今後も蒜山の野菜の紹介はもちろん、料理法や取り寄せ情報など、大自然に育まれた蒜山の野菜に関するあらゆる情報をお届けしていこうと思っていますので、どうぞお楽しみに。。。

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投稿日2006年10月17日 11:51


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