ジャンル:自然 蒜山
実りの秋・第1弾 栗の巻
このコーナーでは今まで『野菜全般』について思いつくことを書いてきましたが、今回からは勝手かつ突然にテーマを変えさせていただきまして、「ひるぜんの四季」について書いていきたいと思います。
といいますのも、私もひるぜんに住んでおりまして身近に恵まれた自然や山の幸、またおいしい野菜が豊富にあるのですから、それらの四季折々の姿を皆様に伝えていくのが一番良いのではないかと改めて感じたからです。
ひるぜんはメジャーですからテレビや雑誌などのマスコミにもよくとりあげられています。そこで紹介されているようなひるぜんの姿ばかりでなく、私が日常の生活で接している「本当に身近な自然」を主眼にひるぜんの良さをみなさんに伝えていけたらと思っています。
さっそくですが初回のテーマは『実りの秋・第1弾』です。
今年の夏は全国的に記録的な猛暑でしたが、ひるぜんとてその例外ではなく「ここはホントにひるぜんかー!?」というほどに暑い日々の連続でした。しかし「暑さ寒さも彼岸まで…」と昔から言われますように、9月も半ばを過ぎると朝夕をはじめとして、だいぶ涼しくなってきました。あんまり暑いので「秋が来るのかいな」と心配していましたが、記録的な猛暑の中で自然はちゃんと秋への準備を進めていたようで、まわりを見わたすと「秋」を各所に見つけることが出来るようになりました。
秋といえばやはり「実りの秋」ですね。田んぼの稲や畑の芋など、作物もたくさん実ってきますが、山里ではやはり『天然・自然の恵み』を楽しみたいですね。そして数ある秋の自然の恵みの中でも初秋の味覚の代表としてわたしは、栗とアケビを挙げたいと思います。
ひるぜんの山で獲れる栗は「柴栗(しばぐり)」という種類で、大粒の「丹波栗」などに比べると粒は小さいのですがそのぶん味がギュッと濃縮されていて、大変においしい栗です。小粒なので皮や渋をむくのはちょっぴり面倒ですが、栗ご飯や焼き栗などにしたら最高です。栗は硬い皮に包まれていますが、鮮度が落ちると乾燥して風味がそこなわれてしまいますので、山で拾ってきたら早めにせっせと皮をむいて調理するのがおすすめです。
私が小学生の頃は学校の行事の一つとして、「栗拾い遠足」というものがありました。全校生徒で栗を拾いに行き、その栗を売って学校の備品を買っていました。その日は勉強しなくてもいいし、秋空の下で競争で栗を拾った楽しい想い出があります。しかしまた、その頃から「ひるぜん大根」の生産が本格的に始まり、栗の木の林をはじめ、近場の雑木林が伐られて大根畑に変わっていったということもありました。今は昔の物語です…
でもひるぜんには今も栗の木はたくさんありますので、ちょっと人里を離れると手軽に栗拾いを楽しむことが出来ます。とはいえ、どうみてもよそ様の畑に生えているものや、栽培されている大粒の丹波栗は気をつけてください。それらをやたら拾うとド○ボーになっちゃいますよ。
ここで川柳をひとつ… コオロギと栗の実を剥く秋の夜 けんじ
ということで、次回は「実りの秋・第2弾」ひるぜんの「アケビ」についてです。
投稿日2007年10月02日 09:12




