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記事掲載者:由井 堅史さん

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「実りの秋・第3弾」ひるぜんのきのこ<その2>

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今回は「ひるぜんのきのこ」のその2といたしまして、ひるぜんで採れるタケ(きのこ)の食べ方と種類について少しお話します。

 秋のひるぜんでは様々な種類のタケが採れます。その代表的なものとしては、アカタケ(サクラシメジ)・大シバ(ショウゲンジ)・小シバ(クリフウセンタケ)・イクチ(アミタケ)・ホテニガ(ウラベニホテイシメジ)・ドベタケ(アブラシメジ他)などがあげられます。

前に書いてあるのがひるぜんでの呼び名で、カッコ内が標準名です。このように多くのタケに「ひるぜん名」が付いており、昔からこの地の人々に食用として馴染み深い存在であったことがうかがえます。
 
 この他にもカワタケ(コウタケ)やクロコ(クロカワ)・株シメジ(シャカシメジ)などのちょっとした「高級品」も採れます。中でもカワタケは、乾燥させると独特の良い香りがあり、炊き込みご飯に重宝されるため、松茸に次ぐ高値の付く高級品種です。


 これらのタケの食べ方の主流はやはり「汁」「焼き」「ごはん」の3とおりになると思います。寒い時期においしい鍋は汁の仲間でしょうし、ほとんどのタケは汁にすればおいしく食べられます。特にイクチやドベタケなどのヌメリのあるタケの味噌汁は最高です。

 「焼き」のおすすめはホテニガです。しっかりとした太い足をスライスして軽く焼き、塩をふってスダチなどを絞れば立派な一品料理となります。そのシコシコとした歯応えとほのかな苦味は通好みで、酒呑みにはたまらないおツマミです。

 このタケは形が大きい上に群生して生えているので、シロをみつけると両手にも持ちきれないほど採れます。そんなときは我が家ではカサは捨てて、足の部分だけを焼いて食べます。子供達も大好きで、5~6本はぺろっと食べちゃいます。恐らく将来は親に似て酒飲みになるでしょう…

 話はちょっとそれますが、ワライタケという名前をみなさんも聞いたことがあると思います。以前、わけのわからないタケも含め、あらゆるタケを採ってきて、本で調べてみたことがありますが、その中にこのワライタケに似ているものがありました。全国的に生えるということですので、恐らく本物だったのでしょうが「毒」ですのでもちろん食べはしませんでした。
 
 またその時本で「オオワライタケ」というものもあることを知りました。このオオワライタケは写真でみてもワライタケよりもかなり大ぶりで立派なタケです。見た目からしてこれを食べるとワライタケよりもさらに笑えるタケなんだと感じました。そのうち新種でもっと強烈な「バカワライタケ」なんてのも発見されるかもしれませんね。
 
 また「ウスラワライタケ」や「アイソワライタケ」なんてのもあるかもしれません。営業で外回りなんかする人は毎朝、アイソワライタケの味噌汁なぞ食べて出勤するといいかも知れませんねー。

ここで今回の一句・・・ワライタケ 食べて行きたい 得意先
さて、次回はきのこシリーズの最終回「タケを採りましょう」の巻です。おたのしみに。

投稿日2007年11月20日 14:44


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