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ひるぜんが育てるおいしいもち米・ヒメノモチ
この冬はひるぜんでも記録的に雪の少ない年でした。田んぼをおおっていた雪も例年よりもずいぶん早くとけ、そろそろ米づくりに向けての準備が始まります。
ひるぜんではうるち米と呼ばれる通常の食用米の他に、酒米、もち米などが作られていますが、今回はその中のもち米をとりあげてみたいと思います。
ひるぜんで主に生産されているもち米は「ヒメノモチ」という品種です。ヒメノモチは国内で栽培されているもち米の中でも今最も人気のある品種で、岡山県内ではひるぜんやお隣の新庄村でたくさん作られています。
ヒメノモチの栽培には水の冷たい寒冷地の方が適しており、豊富な雪解け水と地下からの冷たい伏流水が湧き出るひるぜん高原は、その栽培に最適の地と言えます。また稲の成長期である夏場には昼夜の寒暖の差が大きくなり、お米が甘味の成分である糖質を蓄積しやすい環境を備えていることも、おいしいもち米ができる要因です。
そんな恵まれた環境で育つひるぜんのヒメノモチでついたおもちがおいしいのは言うまでもありません。おいしいおもちの条件である「粘り・伸び・キメの細かさ」の3つの要素をすべて兼ね備えた、真白いおもちにつきあがります。
おもちなんてみんな同じと思っているアナタ。それは大きな間違いですよ。特にスーパーなどでよく売られているおもちは、米粉を粘着剤で固めただけの「おもちまがい」のもの多く、形はおもちですが本当のおもちとはまったく違うものです。食の安全や本物志向がとりざたされてる昨今、おもちも良いもち米でついた「本物」が食べたいですよね。
また、おもちは古来より日本人の文化に深くかかわってきた大切な食べ物です。特に鏡餅や祝い餅に代表されるように「ハレ」の儀式には欠かせない特別な意味を持った食べ物として大切に伝承されてきました。
と、まあ、そんなにかしこまらなくても、本当に良いおもちは食べてみればわかります。ひるぜん産のヒメノモチでついたおいしいおもちを食べながら、日本人の食文化とおもちとのかかわりなど、少々高尚なことに思いをめぐらせてみてはいかがでしょうか。
何?そんなことを考えながら食べているともちがのどに詰まるって?いやいや、ひるぜんのヒメノモチでついたおもちははのどをツルリと通り抜けるキメの細かさですので、その心配はありません。
おいしいひるぜん産のヒメノモチでつくったおもちをどんどん食べて、今年一年元気で頑張りましょう!
投稿日2009年03月02日 21:00




